Yotabanashi

Otaku is beautifulだからhappy

咲いた花は美しく散る

 今日、僕の好きな人は死ぬ。

 予言だとかそういった類のことではないし、本当に死んでしまうわけではない。

 今日、僕の好きなアイドルは、引退する。

 

 学校とは反対方向の電車。同じ学校の人はいない。開演時間まであと少しということもあってか、僕のようなオタク風な人もあまりいない。僕は車内で居心地の悪さを感じ、意味もなくスクールバッグに忍ばせておいたペンライトの点灯確認をしてしまう。赤、青、黄、緑……。様々な色の光は弱々しく、まるで仲間を失うアイドルたちのようだと思った。

 

彼女が卒業を発表した時、他のメンバーは、とても見ていられないくらい憔悴していた。

 彼女たちにとって初めてのコンサートツアー。その最終公演でそれは発表された。いつも以上に素晴らしいパフォーマンスだった。Wアンコールでは、半年後にまたツアーが組まれ、千秋楽は今までで一番大きな会場で行われることがサプライズで発表された。これ以上ない最高のコンサートだ。そして、フィナーレはメンバー一人ひとりの挨拶と、彼女たちのデビュー曲。いつもの流れだ。そのまま、この夢のような時間が終わり、日常へと戻っていく。次のコンサートも、頑張ってチケットとらなきゃな。そんなことをぼんやりと考えながらメンバーの挨拶に耳を傾ける。神妙な面持ちでそれぞれの挨拶に聞き入る推しに、ちょっとした違和感を覚えた。

「みなさん、今日は楽しんでいただけましたか?」

 僕の推しに挨拶の順番が移る。挨拶のトリは、一番年上で、しっかり者、コメントをするのも上手な推しが務めている。

 ちゃんといつも通りだ。僕は安堵する。

「無事に夏のツアーが終わりました。そして更に、次のツアーも決まりました。みなさんの応援があったからです」

 先ほどからは考え難いほど、柔らかな表情で言葉を紡いでいる。逆に、それ以外のメンバーは、うつむいたり、遠くを見たり、心ここにあらずといった感じだ。

「思えば私たちは、最初はこんな立派な会場ではなく、路上ライブをやっていましたね」

 推しの口から発される懐古に、僕は気が気でなかった。だってそれは、まるで彼女がアイドルを辞めるような口ぶりだったからだ。

「そして今ではメンバーも大人になりました。……っていっても、まだ高校生とかなんだけど」

 推しは少し笑う。

「私はみんなよりお姉さんの立場で、みんなと一緒に活動してきました。でも、もう私がいなくても、大丈夫かなって思えるようになったんです」

 やめて。

「だから」

 たっぷりと間を取り、推しは会場全体を見渡す。

「私は次のツアーをもって、グループを卒業します」

 舞台の上のアイドルたちは、推しを除いてみんな泣いていた。

 客席のファンは、混沌としていた。泣く者、叫ぶ者、茫然とする者。

 なんとなくそんな気はしていた。元々子役だった彼女は、芝居をしたいという発言をたびたびしていた。だがそれは、グループに還元するためであり、彼女自身の欲求という風ではなかった。

それが変化してきたのは、子役時代に出演し、一世を風靡したドラマで共演していた女優の主演ドラマが決まったときからだった。その女優と推しは、ドラマで共演してからずっとお互いを親友であると公言してきた。ブログにも「一緒に遊びました」と登場していたため、僕たちファンも女優のことをよく知っていた。だからこそ、主演ドラマが決まったときは自分の推しのことのように喜んだものだ。

だが、推しは違った。

親友であると同時にライバルだった女優が、地上波で、ゴールデンタイムの主演。

自分は世間的には知名度のない、いわゆる地下アイドル。

推しがその時なにを考えていたか、僕は推測することしかできない。でもきっと彼女は、彼女は、歓喜と嫉妬に満ち溢れていたんだと思う。

「卒業後は初心に立ち返り、女優として、頑張っていきます。それまでの間、半年という短い期間ですが、全力でアイドルを頑張りますので、応援よろしくお願いします!」

 

「まもなく新豊洲……」

 目的の駅へと到着する。初めての会場はいつも緊張してしまうが、幸い、駅から会場が見えるほど近い。時間も、思ったより余裕がある。これなら物販に行ける。心臓のリズムにあわせ、心なしか早歩きになっている。買うものは決まっている。お金も、この日のために貯めてきた。焦る必要はない。

 スマートフォンを見ながら、待ち合わせをしているファンの横を通り過ぎ、僕は物販ブースへ足を進める。

「生写真五セットと、タオル三枚お願いします」

「はい、生写真が一、二、三、四、五セットとタオルが一、二、三枚ですねー。不良品以外は返品交換できませんのでご了承ください。合計……」

 初めて現場に来た時は早口すぎて聞き取れなかったスタッフの言葉も、今では諳んじられるほどだ。ざっと生写真を見る。一セットに三枚の写真がランダムに封入されていて五百円。いい商売だ。これでも他の地下アイドルに比べれば安い方らしい。

パッと見、被りはなさそうだ。とても運がいい。

 会場内のアナウンスがうっすらと聞こえる。あと十分で開演だ。あまりゆっくり写真を眺めていられない。写真を鞄にしまいながら入口へ行くと、いつもよりも豪華なフラワースタンドが目につく。推しのメンバーカラーの白を基調とした花々は、推しの清廉なさまを表しているようだった。その中でもひと際目立っていたのが、ファン有志よりと書かれた百合の花のスタンドだ。

“ユリちゃん”だから百合の花か。

ユリちゃんとは、卒業発表後に推しが舞台で演じた役の名前だ。ユリちゃんはこの舞台でのキーパーソンだった。最初は、子役崩れの地下アイドルが大きな舞台の大事な役を演じることに非難の声もあった。だが結果として舞台は大成功。推しの体当たりの芝居も評価された。それ以降、推しはメンバーカラーの白と相まって、百合の花のイメージがついた。清く美しいその花は、グループの中で姉として年下のメンバーを気に掛ける優しい推しにぴったりだと思った。スマホのカメラでこのスタンドを撮ろうかと思ったが、こんな小さな板切れに入れておくよりも、美しい記憶にとどめておこう。今日のコンサートと共に。柄にもなくそんなことを思いながら、僕は会場の中へ入っていった。

 

「みんなー! 今日は楽しんでいってねー!」

 メンバーの声に沸く会場。卒業なんてなかったかのように熱い。誰も今日の夢が覚めないように、歓声をあげた。

 

「Wアンコール、ありがとうございます」

 いつものように、挨拶が始まる。最初に挨拶をするのは、決まってこのグループのエースだ。歌もダンスもとびぬけて上手いわけではない。だが、持ち前の明るさと笑顔、そして頑張り屋なところが、誰もが認めるエースたるゆえんである。だが、今の挨拶に、その明るさはない。

「本当は悲しいって言っちゃいけないのかもしれません。それでも、とっても悲しいです」

 泣きそうになりながら、それでも一生懸命僕たちに、そして卒業してしまう先輩に言葉を紡ぐ。

 エースの次は、僕の推しに次いで年長のメンバーの番だ。推しと共に、このグループの誕生から携わってきた彼女は、推しのよき理解者であり、パートナーであった。時に年少メンバーに厳しい言葉をかけるが、それは愛ゆえ。グループをもっと向上させるため。人一倍グループとメンバーへの愛が強い子なのだ。

「私一人で、ちゃんとできるかなって、不安に思うことがたくさんあるの。辞めないでって言いたい。でも、私が甘えてちゃだめだよね」

 卒業発表の時、他の誰でもない、彼女が一番泣いていた。推しと二人で歩んできた思い出の数は、きっと僕たちの計り知れないくらいあるに違いない。それでも彼女は、前を向いた。

「絶対泣くと思ってたのに、なんでっ……泣かないのぉっ……!」

 最年少メンバーが堪えきれずに泣き出す。

 推しとの絡みはあまりなかったように見えたが、推しのことを慕ってくれていたのだろう。天邪鬼ではあるが、打算などできないタイプの子だ。この涙は、本物であると信じられる。その姿を見て、推しが目を押さえる。

「泣かないでよぉ……私まで泣いちゃいそうだよ……」

 ちょうど真ん中の年齢のメンバーは、いつも控えめで、冷静に、客観的にグループを見ている子だ。だが、卒業発表から、感情を出すことが多くなってきた。

 全員の挨拶を噛み締めるように、時に茶々を入れながら、推しは凛とそこにいた。

 もはや僕たちの知っているアイドルではなく、女優としての風格で推しはそこに立っていた。

 一言一句挨拶を聞き漏らすまいと思っていたのに、アイドルとしての彼女がもう死んでしまったことに僕はショックを受けていた。絶対に泣かないと決めていたのに、涙を流していた。信じられないことに、気付けばコンサートは終わっていた。

 

 人に押しつぶされながら、どうにか家の近くまで帰ってきた。もう二十二時だ。

 風を感じる。それは路地裏から吹く風だった。

 視線を落とすと、枯れかけの花束が落ちていた。もう朽ちてしまいそうなそれは、アイドルとしての死を迎えた推しのようだと思った。

 アイドルとして大輪の花を咲かせ、そして散っていく。

 永遠に枯れない花などないように、永遠にアイドルであり続ける者などいないのだ。

 そうか……枯れちゃったんだ……。

 僕はまた、静かに泣いた。

 

 コンサートの翌日でも学校、僕の日常だ。

 目が腫れている。だが、誰も僕の些細な顔の変化なんて気にしない。

 

 がやがやと騒がしい教室。僕の席は、アイドルなんてまるで興味なさそうなサッカー部の男子が座っていた。僕の姿に気付いたサッカー部は、わりぃ、とその場をどく。彼は運動部員だが、僕みたいな陰キャラにも優しい。

「でさー、昔子供戦争ってドラマに出てた子が、次のドラマに出るらしいぜ」

 それってもしかして……。サッカー部の会話に入れるはずもなく、僕は音楽を聴く。流れたのは、推しのラストシングル『永遠アイドル』だった。

 

 

 

 

 

 

 

これは今年の1月に身内で書いた小説です。

本当はどこにも出す予定はなかったのですが、今の心境と重なったので載せてみました。

遊びのような感じで縛りがあったので(キーワードとか字数制限とか)いろいろとおかしなところはあるかと思いますが、そこはなんかいい感じにスルーしてください((

また、実在するアイドルや作品をオマージュしたものがあります。わかるあなたは今日から私とお友達です。

 

この作品の主人公は、卒業した推しちゃんを今後も応援するのでしょうか。それは誰かに強制されてするものではなく、主人公が決めることです。推し変するのか、アイドルとして死んでしまったけど、女優として生まれた推しちゃんを応援するのか。私はどちらの選択も正しいと思います。

もし機会があるならば、字数制限とか色々跳ね除けて完全版を書きたいなと思います。


ここまで読んでいただいてありがとうございました。


※これもしかして書いたのアイツじゃね……? ってなってもそっとしておいてね、約束だよ。

渋谷すばるはジャニーズの夢を見るか?

「もう疲れちゃったの、あなたと一緒にいること。だから、別れましょう?」

そんなふうに言えれば楽なんでしょう。でも絆されてしまうの。何故かしら。私がばかな女だからかしら。







気の赴くままに書き殴るので、言葉遣いが汚くなったりするかもしれません、ご了承ください。

そんなことありえないと心のどこかで思っていました。1度脱退したメンバーがいるとはいえ、あれは不可抗力というか本人達の意志とは別のところで決められてしまったことだから。だからこそ結束力が強く、みんなが幼馴染のような関係性で、その繋がりは死ぬまで、いや、死んでも途切れないものだと勝手に思っていました。
……まさかすぎます。
でもたしかに、誰かがグループを辞めるとしたら誰かと問われれば、それは渋谷すばるという男なのかもしれない。
私は関ジャニ∞のツレではないので、素の彼らなんてわかりません。だからこれは憶測でしかありませんが、一番本質的にジャニーズという偶像とと素の自分が乖離しているのはすばるくんなのかなと。
それでも器用な人だから、偶像へ寄り添ってくれていた。
それでも、彼の見た夢はジャニーズではなかったのですね。
しょうがないことです。
私たちが泣いて喚いたところでこの結果は変えられないのです。だってこれは、渋谷すばるという人間が考え、下した決断だから。
それに賛同するも批判をするも個人の自由です。
泣くことも喚くことも、それ自体は個人の自由。
だから私はみっともなく泣くし喚きます。
辞めないでよ、なんで、と。
こんなこと言ったってどうにもならないのにね。ふふふ。

余談になってしまうかもですが、今回事の発端は週刊誌の記事でした。これらが世に出た時に
「彼を、彼らを信じようよ」
という呼びかけを多く見ました。

なんでお前らにそんなこと言われなくちゃならないんだ。
アイドルを応援することは義務ではありません。
私が勝手に好きになって、勝手にCDやDVDを買ってるだけです。
そこに価値があるからFCだって存在するし有料ブログもある。私は情報やチケットの申し込みの権利がほしいからお金を払う。
そういうサイクルなだけで、お金を払うこと、好きでいること自体は義務じゃない。
ファンなら信じてあげようよ。
綺麗な言葉です。でもそれは勝手に好きになった私が決めることです。
信じることも疑うことも応援することも降りることも私が勝手にやります。
まぁこれは完全に持論なので、それは違うと思う方ももちろんいらっしゃると思います。そういう意見を批判している訳では無いです。私の考えを押し付ける気も毛頭ありません。そこだけはどうか間違えないでください。

最近(ここ1週間ほど)私は、エイトを降りたいと思うことが増えました。週刊誌に撮られたり匂わせだと言われるような言動をとったりなんかもう色々とアイドルとしての限界を勝手に感じていました。それでもなんだかんだで降りられなくて、ダメ男と別れたいのに顔見ると絆されちゃって別れられない女みたいな感じになってたんですね。
また絆されてしまいました。
これからどうなるかなんて誰にもわかりません。また嫌になって別れましょうと言いたくなるかもしれません。それでも今は、彼らを見ていたい。
これからも勝手に好きでいます。
渋谷すばるという男のこともまた然りです。
ジャニーズにいることでは見ることの出来ない夢を、見てください。勝手な願いです。
ただ、これはひとつわがままなのですが、ファンに直接、Webのお知らせとかラジオとかそういうのではなく、直接、なにか言葉をかけてくれる機会があれば嬉しいなと思う限りです。

今日もまた、私はジャニーズに夢を見ます。

忘れられない花

えむすて最高でしたね!!!(突然)

今年に入ってSexy ZoneのFCに入りました。じわじわと嬲り殺されるようにはまりうすしていました。

閑話休題、Mステで披露した新曲「忘れられない花」のパフォーマンスよかったですねぇ……。

くそ記憶力(全力で録画に頼りつつ)で良かったところを殴り書いていきます。

けんてぃのハイトーンflower
厚いハモりflower
英語詩の部分の腰つき!!!
君と会って温もりを知ったってあんな切なそうな顔で言われたらどうしたらいいかわからなくないですか??? しょりくん養えばいい???
響く鼓動のBPM!!! えっちかよまっしまぁ!!! しかもウインクしとる!!!
1番のサビの永遠に枯れないの時に抜かれたふまさんが笑ってるのパスみ強くて本当に好き。無理。ありがとう
make meで抜かれたまっしまぁどえろい
間奏でまっしまぁがセンターだったんでこの曲のセンターまっしまぁですありがとうございまりうす
全体的にシュミッヒ様がシュミッヒ様で本当にありがとうございまりうす(2回目)

画面の情報を1つもこぼすことなく見てやろうと思ってTwitterになにも呟いてなかったせいでどこに湧いてたわからなくなって(?)
でもその分見るたびに新鮮に湧きました(?)

でね……歌詞がまたエモいじゃないですか……
永遠に枯れない
というワードですよ。
「Youたちは枯れないバラだよ」
とジャニーさんに言われてデビューした彼らの胸に宿り続ける永遠に枯れない気持ちってエモエモのエモでは……?
上にも書いた君と会って〜のフレーズもとても好きなのですが、その次のふまさんの
愛に憧れ 燃えるような恋をした
というフレーズが!!! 本当に好きで!!!
まず言葉の並びがオシャレ。"愛"に憧れたから燃えるような"恋"をするってもう……好き……今度使う……((
どちらも似たような意味ですが、重みが違うじゃないですか。永遠の愛という言葉はあっても、永遠の恋という言葉はあまり聞かない。サビの歌詞にも永遠というワードが入っていることから、せくぞちゃんたちはずーっと永続的な愛に憧れ、忘れられない花にも望んだけど、それは燃えるような恋、つまり終わってしまうものだった。悲しい……。
二人の鼓動のテンポは同じだったのに、今はきっと違うBPMを刻んでるんですね。悲しい……。
忘れなくちゃと自分に暗示をかけてるのに、思い出はあの日のままなんですよ!!! 悲しみの涙で育った思い出の花は枯れないんですよ!!! それも永遠に!!! こんな悲しいことあってたまるかよ!!!
孤独になるし狂っちゃうしこれも全部忘れられない花のせいですよ!!! どんだけその恋が彼らの全てだったか想像に難くない!!!

ワンハーフでここまで辛くなるのにフルで聴いたらどうなっちゃうの! って感じですが、生でこのパフォーマンスを見たら死ねるので、Sexy Zone Live Tour 2018楽しみにしてます。

貴方のこと、忘れてあげない

阿久津愼太郎という役者を忘れてあげない。



ちょっと変わってるせいで同世代の男の子達の輪に入っていけない人だった。

でも仲間たちといる時は、年相応に可愛い男の子な人だった。

K-POPや2次元、アイドルが好きで、ドル売りされてるのにキャラが特異な人だった。

コスプレや女装が趣味の人だった。

芸能人とはいえ、その範疇を越えていると思うくらい、自己顕示欲に忠実な人だった。

ダンスと歌が上手い人だった。

接触対応がいい人だった。

見る度に芝居が上手くなっていってた。

活躍の場を広げていた。



そしてその分、おかしくなっていった。


辛そうにする彼を見ていられなくなった。

だから少し離れた。

そしたら、事務所を、芸能界を辞めるということになっていた。


悲しかった。だけど、やっぱりなと思った。

その時彼が所属していた事務所内の俳優集団の役者が軒並み去っていっていた時期だったからというのもあるかもしれないが、彼が辞めることが不思議なことではないと思った。
それ以上に、辛い思いをこれ以上してほしくないと思ったのかもしれない。
こんなクセの強い一般人がいていいのかとも思ったが、それ以上に肩の荷をおろしてほしかった。

それ以降、もう彼のことを忘れてあげようと思った。
だから、たまたまTwitterでRTされていたのを見つけなければ、私は一生彼のことを調べたりすることはなかっただろう。
だけど、また出会ってしまった。
彼はもう芸能人ではなかったけど、相変わらず自己顕示欲に溢れているように見えた。

じゃあ何故彼は辞めたんだろう。

彼の芝居が好きだった。

彼の感性が好きだった。

彼の紡ぐ言葉が好きだった。



自己を表現したいなら、
目立ちたいなら、

何故役者を辞めたんだろう。


忘れてあげることが彼のためになると思っていた。
それはただのエゴだけども、それでも彼のことを思っていた。

だけど、どうやら違ったらしい。

忘れられたくないからTwitterをやっているわけではないとは思う。
だけどなんか、こう、モヤモヤしてしまう。

結局これもまた私のエゴなんだけども、それくらい彼のことが好きだったし、辞めたことを憎んでいた。辞めてよかったと思っていたけど、芝居が見られなくなること、彼の紡ぐ言葉が聞けなくなること、感性に触れることが出来なくなることが私にとっての大きな損失だったからこそ憎んでいた。

でもそれでいい、彼のために。
そう思っていたのに。

だからこれは呪いだ。
彼のことを忘れない。忘れてあげない。
そうやって自己顕示欲を満たせばいい。

絶対に忘れてあげない。

マイ ベスト バイ。マイ ベスト……?

今週のお題今年買ってよかったもの

久しぶりのエントリーはお題にのっかります。

日々食欲と物欲とオタク事に塗れながら生きている私ですが、今年特になにを買っていたんだろう……と冷静に考えると、やはりコスメだ、という結論に達してしまいました。そんなにコスメばっか買っても顔は一つしかないよって言ってあげたいですね。

なので、ベストバイと言えるコスメ、そうベストコスメを紹介します(これがしたかっただけだろ感)
別名 #ジャニオタとコスメ とも言う。

それでは早速いってみましょう。


スキンケア👩編
これは間違いなく、
SABON フェイスポリッシャー

です。
Twitterで話題になってましたよね。あれにまんまとつられて買いに行きました。笑
夏場のみ使っていたのですが、あれをやっていた時は肌が白く見えましたね。荒れとかもなかったし。
今は寒いので封印していますが、暖かくなってきたらまた使おうと思います。

下地編
迷いましたが、下地は
Maquillage ドラマティックスキンセンサーベースUV

マキアージュ ドラマティックスキンセンサーベース UV (SPF25・PA+++) 25mL

マキアージュ ドラマティックスキンセンサーベース UV (SPF25・PA+++) 25mL

ですね。
これも春夏に使用していたのですが、使う日と使わない日とでは化粧持ちがまるで違う。
今は使用していないのですが、暖かくなってきたら使います。そのシリーズ多いな。

ファンデーション編
KATE シークレットスキンメイカーゼロ。

これ一択です。
こいつは本当にすごい。カバー力が神がかっている。コンシーラーとかいらないです、まじで。
ただ、量を調節しないと厚塗り見えてしまうのと、色味を間違えると悲惨。油断して明るい色を買ってしまい、塗りすぎた時に色んな人に「今日顔色悪いよ」と言われました。そんなにかって感じです。まぁちびちび使うのでコスパもいいです。

お粉編
該当なし
パウダーあまり使わないんです……。強いて言うならキャンメイクのマシュマロフィニッシュパウダーだけど、今年買ったものではないので……。

アイブロウ編
INTEGRATE ニュアンスアイブローマスカラ BR671

インテグレート ニュアンス アイブロー マスカラ BR671 モカブラウン 6g

インテグレート ニュアンス アイブロー マスカラ BR671 モカブラウン 6g

多分一番暗い色かな? 価格もお手頃だし、色味も可愛いし、私は好きです。
めっちゃどうでもいいんですけど、私アイブロウパウダーもINTEGRATEなんですよ。本当にどうでもいい。

アイシャドウ編
Maquillage ドラマティックスタイリングアイズOR303
(なぜかこの色だけAmaz○nになかった……)
瞳の色に合わせて選べるシャドウですね。これが一番明るい色だった気がします。資生堂のお姉さんに「お客様はこちらです!」と断言され……ままぴが買ってくれました(ド屑)
捨て色がなくて本当に使えます。発色もいいし、ラメ感がお上品。これ無しではメイク出来ない。
と言いつつアイシャドウジプシーなので、次点のコスメもいくつかあるんですよ……またの機会に紹介できればいいな……。

アイライン編
該当なし
今年はアイライン1本も買ってない……あんまり使わないだけなんですけど……(2回目)

マスカラ編
ヒロインメイク ロング&カールマスカラ アドバンストフィルム 02

みんな大好きヒロインメイク、第3のマスカラです。
一重でビューラーをしてもすぐにまつ毛が下を向いてくるマン、藁をもすがる思いで購入。カールキープされるかと言われると、頑固な一重マンはちょっと首を傾げてしまう……ただ、CANMAKEとかのマスカラ下地を仕込んでると割と持ちます。
じゃあなぜこれを選出したか? 色が可愛いからです💢

チーク編
CANMAKE グロウフルールチークス08
(この色もAmaz○nで見つからず……)
青みピンクが可愛い♡ 夏場のチークは基本これでしたね、本当に可愛い。今は季節的にどうなんやろ……と思って使っていませんが……。
夏のエイトの現場もこれを使ってました! 青みピンク……青……安くん……みたいな安直な理由です。

コントゥアリング編
該当なし
ハイライトとかね……シェーディングとかした方がいいんだろうけどね……(バタッ)

リップ💄編
これは大混戦を極めましたよ(復活)
そんな中で私がベスコスだと思ったのは!
Visee リシェ マットリップラッカーRD480

ミーハーなのでTwitterで話題になってると欲しくなってしまう。
今までマットリップって、乾燥しそうとかそういう悪いイメージがあったんですよ。でも、これはつけた瞬間ふわっとするんですよ。さすがムースタッチと謳うだけはある。あと色味が全部絶妙♡ RD480はいい女な赤って感じで最高に好きです。最近毎日これ使ってます。基本はそのままですが、潤い足したい時は上からグロスだったりリップフォンデュを塗り塗り。



以上です。
さぁ、この中で大賞を決めるとするならば、マットリップラッカーですかね。
本当に今まで買ったリップの中で一番好きかもしれない。全色集めたいレベルで好き。みなさんも機会があれば買ってみてください(ダイレクトマーケティング)

こうやって買ったものを挙げていくと、自分コスメにお金かけすぎでは……と思えてきます。
でも、「○○オタってブスだよね」とか言われたくないし、自分自身でブスだなぁって思うよりメイクして幾分かマシになったなって思いながら生きる方が自分の精神衛生上よろしいし。そうして気付いたらコスメを買ってしまっているんですオヨヨ……。
来年は、必要な分だけ買って、持っているものを消費する年にしたいなぁ……。消費期限? しったこっちゃあるか!

なんて、残酷劇。 ※ネタバレ無しグランギニョル感想

7月30日、TRUMPシリーズ4作目となる「グランギニョル」を観劇してきました。 Twitterでも呟いたのですが、


すごい
やばい
ひどい
こんなことってない
以外本当言えないんですよね…………。

単純に何喋ってもネタバレになるっていうだけでなく、シリーズ全体のネタバレになってしまうという、なんともなんともって感じなんですよ……!

まぁそもそも「グランギニョル」ってなんぞやという方のために、軽く、かるーく説明いたします。

不死を失った吸血種《ヴァンプ》
ヴァンプは、その成長過程で繭期(まゆき)―人間でいう思春期―を迎える。繭期のヴァンプたちは著しい情緒不安定に陥り、極端な言動や激しい感情の起伏、強い執着や嫉妬、妄想、虚言といった精神症状を見せるようになる。
そのような少年少女を収容し、保護観察する施設が、ギムナジウム・クランである。そのクランを舞台に、繭期の少年、ソフィとウルを主人公に話が展開していくのがシリーズ1作目である「TRUMP」だ。
その「TRUMP」の主人公の1人ウルと、その兄ラファエロ父親であるダリが主人公になるのが、「グランギニョル」だ。
若かりし頃のダリと、その周辺に起こるなんやかんや(ここを詳しく言うとネタバレ)が今回の物語である。

全然軽くねーーーー!!!

まぁちょっとでもこの中のワードが気になった方はDVDをポチッと……! 経済をまわしてほしいですね……!

シリーズものということもあり、過去作とリンクしているセリフや情景が登場し、シリーズファンの私はもう割と初っ端から号泣。
もちろん過去作を観たことない方でも楽しめると思います! ただ、「え? なんでここで泣くの!?」とはなるかも知れませんね……。
私も記憶を無くしてまっさらの状態で観たいです〜〜〜〜!!!

思ってたより書けないですね……。
また気が向いたら、ネタバレガシガシのTRUMPシリーズ布教ブログを上げると思います、多分。

その前にテニミュ感想ブログとスパイダーマンホームカミング感想ブログ書こうね、自分!

ジャム 大阪公演に行ってきた話※ネタバレ注意

私にとって初めてのジャニーズの現場となる
関ジャニ'sエイターテインメント ジャム
の7月22日の公演に行ってきました!!!

今までいたジャンルが、ドームクラスで何かをするなんて考えられないくらい小さいものばかりだったので、野球観戦以外で初めてドームに行きました(野球観戦自体も人生で1度しかしたことがない)

そんな、初めてづくしの現場備忘録です。
もしよろしければゆっくりしていってね(伝われ)


物販
普段私が生息しているジャンルの現場にも物販は存在します。ですが、こんな規模の物販見たことない(小並感)
開場時間ギリギリに到着したからなのか、普段からそうなのかはわかりませんが全く列に並ばずに、グッズが売り切れることなく買えた……。
ちょっと信じられなくて……だいたい開場時間ギリギリなんてタイミングで到着したら、欲しいグッズはだいたい売り切れてるし、買う時に個数制限かけられたりするし、何よりも死ぬほど並ぶ。
ジャニーズすごい。
ちなみに今回購入したものは、
パンフレット1部
うちわ 青 橙 各1枚
ペンライト1本
Tシャツ1枚
バッグ1つ
ファイル 青 1枚
写真 青 橙 黄 各1セット(黄は泊めてくれた友人へのお土産)
タオル1枚
です。もし時間があれば東京公演でキャップと、橙のファイルと、実家にいる母親用に緑のうちわを買いたいなと。

会場・座席
先述した通り、野球観戦以外でドームに行くのが初めてだったので、その広さに圧倒されてしまいまさた。ゲートあり過ぎィ!
ビギナーズラックだとは思いますが、スタンド下方下手側、バクステもばっちり見える位置でした。

公演
メインステージに用意されるバンドセットから、バンド曲から始まることは想像に易かったです。
これまでの流れ的に、バンド曲をやった後に非バンド曲、またコンサート終盤でバンド曲を行うのかなぁと予想していたのですが……。
開演前の注意事項で、どこの現場でも聞くスマホの電源をきる、ペンライトなどの使用の注意などがコミカルに映像に映し出されます。なんの注意の時か忘れちゃったんですが、関ジャニ∞クロニクル内コーナー、売名登竜門にて登場したヤクザと舎弟に扮したお笑いコンビの方(すぐ名前忘れる)が出てきて、クロニクルが放映されていない地域でこの方々を登場させても、誰だか分からないのではないだろうか……と思いました……。
そして謎の、うちわを振らずに拳を突き上げてくれというアナウンス。
??? という気持ちになりつつも、公式の犬なので購入したうちわはバッグに仕舞い、ペンライトの準備だけを行いました。(このペンライトも、不良品がなかなか多いみたいです。斜め前のお姉さんたちのペンラも不良品でした。不良品ならば返品交換が出来るので、事前に確認して挑んだ方がよいかと)
まぁ、ところどころ??? となりつつ、楽しい注意事項アナウンスでしたね。
ではほんへ

OP映像がめちゃくちゃ可愛い!!!
センスしかない!!!
と、それだけでテンションがブチ上がりますが、
M1.High Spirits
インスト曲からのスタート! メトロックを想起させる熱いテンション!
からの
M2.勝手に仕上がれ
で確信。
これは関ジャニ∞版ロックフェスなのだ、と。
ここで挨拶というか、村上くんによる声出し。
今まで映像でしかエイトさんのコンサートを観たことが無かったのですが、本当、年々男性eighterさんが増えてますよね!!! 男性eighterさんの声が大きいとメンバーも嬉しそう。私も嬉しい。
M3.宇宙に行ったライオン
M4.象
の流れは私的テッパンだったので、公式でセトリをこれにしてくれたのは本当にありがとうって感じ。
M5.Traffic
M6.生きろ
メンバー作の楽曲が続きます。
Trafficも生きろも、生演奏の映える楽曲だなぁと。生きろ、すごく好きなんですけど、なんか、染みるなぁ……って。
魂の叫びのように、
何もなくたっていいから やりたいことなんて
夢や希望なんて なくたっていい ただ一つだけ
あなたを生きて
あなたを生きて
あなたを生きて
誰でもないあなたを生きて
と歌う渋谷くんの姿に、思わず目頭が熱くなりました。
そしてここで錦戸くんによるミニMC。本当にミニ過ぎてなにを喋っていたか覚えていないのですが()なんか声が掠れてたことだけは覚えてる。掠れてたというか、ざらついているというか……一抹の不安がよぎる中、続いての曲。
M7.侍唄
M8.夢への帰り道
アルバム収録曲ですね。
夢への帰り道、大好きです。コンサート序盤なのにもう帰りたくなくなるという笑
ここまででも感じていたんですが、スクリーンに映し出される映像が素敵なんですよ!!!
基本的にはメンバーが映り、そこにエフェクトがかかってる感じなのですが、夢への帰り道の時は、もう、スイッチャーさんが神すぎた……
サビのピアノというワードが出てくるタイミングで村上くんにカメラを切り替え、ギターというワードが出てくるタイミングで錦戸くん、安田くんに切り替えるという神!!! 5000兆円あげたい!!!
ここでベースソロが入り
M9.Tokyoholic
M10.S.E.V.E.N 転び E.I.G.H.T 起き
と、ゴリゴリのバンド曲が続きます。
ユニコーンが大好きなので、ユニコーン節炸裂! って感じのS.E.V.E.N 転び E.I.G.H.T 起きすごく好きなんですよねぇ。
Tokyoholicもスクリーンのエフェクトがハチャメチャにかっこよかったんですが、S.E.V.E.N 転び E.I.G.H.T 起きでは、映像が流れてました。横山くんが歌う時には横山くんが、村上くんが歌う時には村上くんが。スーツに白手袋をしたおふたりは、かっちりしてるのにキュート。これは現場にいるからこそ見れる特権だなぁとしみじみ。
M11.NOROSHI
もはやバンド披露がテッパンとなったNOROSHIは当たり前にかっこいい。
渋谷くんがソロパートで
「かわいいふくきてきたねぇ♡」
と言って会場ぴぎゃああああああああ!!!
私もぴぎゃああああああああ!!!
なんで!? なんで私が今日滅多に着ない薄いブルーの向日葵柄の丈もちょっと攻めてる感じのワンピース着てるの見えたの!? 視力5.0!? マサイ族!?
くらいテンション上がりました。
ここでMCとなり、全員が楽器を置き花道を通りセンターステージへ移動。
MCは人間ドックを受けたかという話からメンバーの体重の話に。
あの……みんな軽くない……? 怖いんだけど……。
あのMCを聴いて、よりダイエットに励もうと思いました。
あと、村上くんが54kgって言った時に「おんなじくらいの体重の子いっぱいおるんちゃう?」って言った大倉は絶対許さない。
MC終了時に、錦戸くん主演のドラマ「ウチの夫は仕事ができない」の話題となり、
M12.奇跡の人
がフルで歌われました。
Twitterでも散々言ったのですが、パフォーマンスは可愛いけど……理想という武器で若い女の子にマウントをとってるだけにしか聴こえないので、やっぱり私は好きじゃないです、この歌。

奇跡の人披露後、ここから先はちゃんとアイドルします!と宣言しメンバーがはけ、ここでもう1度、注意事項アナウンスの映像が。
開演前にうちわを仕舞ってほしいという旨のことを言っていたパートで、ここから先はいつも通りうちわを振って! とのこと。
あと謎の、写真におけるバックステップdisが入り、流れ出すイントロは
M13.JAM LADY
じゃむれでぃきたああああああああ!!!!!
数多の有名アーティストに提供していただいた楽曲に溢れるアルバム「ジャム」ですが、私はこのJAM LADYが1番好きなんですよ!!! 推しの贔屓目とかでなく、1番好き!
天井から降りてくる7人は間違いなくジャニーズアイドル……やばい……好き……。
スパンコールでギラギラなピンクのスーツとオレンジのスーツを着こなすアラサーアラフォーしゅごい……。
M14.罪と夏
で、ただでさえ上がっているテンションが更にブチ上げ!!!
そのまま全員がバックステージに集合し流れるイントロは……
M15.DO NA I
\( 'ω')/ウオオオオオオアアアアアアアアアアアアアーーーーーッッッッ!!!!!
あんなに近くでDO NA Iを拝ませて貰えるなんて……死んでもいい……ってなりましたね……。
M16.キング オブ 男!
M17.なぐりガキBEAT
どちらも好きな曲だけに、お手振り消費されるのはちょっと嫌だったなぁ……。この歌、特になぐりガキは、振りがめちゃくちゃ可愛いんだからしっかり踊って欲しい……。

ここでJrコーナーに。
最近の若い関ジュが分からない浦島おばさん(リチャードくんだけ名前と顔が一致する)なのですが、先輩のコンサートというチャンスの場で、キラキラと輝く関ジュくんたちを見ていると、知らない間に辞めていた好きだった関ジュと、デビューを掴み取ったジャニーズWESTがふと頭を横切り、今踊っているこの子達も、いつか日の目を見てほしいな、なんて思いました。

Jrコーナーが終わった後の1発目は三馬鹿ユニットによる
M18.Answer
スクリーンには、3人のJr時代の写真が次々と映し出されます。
Jrコーナーやったあとにアレはズルい!!!
多分関ジュ担の方は泣いたと思う。
30半ばになった3人の気持ちと過去の自分たちが混ざりあっていく様は、さながら芸術品を見ているよう。
だって絶対渋谷くんがブルースハープを、横山くんがトランペットを、村上くんがピアノを演奏するって思うじゃん。
でも違うんだなーーーー!!!
赤、黒、紫とそれぞれのメンカラ3色が使われた衣装を身にまとい、少年隊よろしく指を鳴らし踊っている……なんだこの世界は……!
最後に、Jr時代と同じ構図で、今の3人がキックボードに乗っている写真を映し出す辺り本当しんどい。さっき撮ったの? って感じの写真。笑っちゃった。
三馬鹿ユニットと来れば、次はもちろん年下4人の
M19.ノスタルジア
ふぅ……Answer良かったなぁ……なんて思っていたらイントロが流れ、スポットがバックステージに当たり、そこで踊る丸山くん。
ここで思考と息が止まりました。本気で。
美しすぎて罪ですね、ありゃ。
Aメロに入る時丸山くんが指さした先にはお揃いの枝豆の妖精みたいな衣装を着た大倉くん。
反対側には錦戸くん。
メインステージには安田くん。
歌詞の世界のような綺麗な、4人しかいない世界。段々とセンターステージに集まる4人。三馬鹿とはまた違う、調度品感。
美しさの暴力でした。
お揃いの枝豆衣装の三馬鹿も登場し、流れたイントロは
M20.Sorry Sorry love
ええええ!!! なんでお前が!!!
まさか生で見れる(聴ける)と思ってなかったので、開いた口が塞がらなかったです、いい意味で。
からの
M21.WASABI
ええええ!!! なんでお前が!!!(2回目)
この辺は他のお客さんもなんで!? って雰囲気でしたね、でもテンションはMAX。
そしてまたまた全員がバックステージに集まり
M22.えげつない
ここできたか!!! エイトもeighterもテンション上がりすぎて死ぬんちゃうか!?!?
イントロの振りがオタ芸、なかでもロマンスというしんどいやつで、おじさんたち頑張ってるなぁと思いながら思いっきりペンラを振ってました。
そこから安田くん、横山くん、丸山くんが上手側へ、大倉くん、渋谷くん、錦戸くんが下手側へ、村上くんがセンターステージへ移動し、ラップバトルがスタート!
村上くんがMCを行うセンステまで、対戦者たちが移動してきます。高速で。
あの、ビースト!!の高速移動のやつで。
湧き上がる(爆笑ともいう)客席!
噛み噛みなラップ!
非常に盛り上がってましたね!!!
サビの足を上げる振り(ももいろクローバーZちゃんの、「行くぜ!怪盗少女」のサビの振りに似ていると1部界隈で話題)も非常に可愛らしく、一言で言って最高でした。
ただ、
ここまで風くるくらいに扇いでみぃ
で、うちわを手にしていないという痛恨のミス!
でも、扇いでる人そんなにいなくて、楽曲提供をしてくれた岡崎体育くんの願いはあまり届いていない様子で、少し悲しかったです。

ねばねば地獄!?
熱々ネバネバの液体に誰が飛び込む!?
という唐突な映像。
Never Say Neverのネバーと、ネバネバをかけているよう。多分DVDの特典映像になるやつ。
安田くんがまだ負けていない=液体に飛び込んでいないようだったので、やすくんいけやすくんいけと思っていたら、本当に安田くんが液体に飛び込みました。いい飛び込みっぷりだ。

M23.Never Say Never
アメリカ国旗をあしらったお衣装に身を包んだエイトさんたち。かっこよい。
ただ、私の記憶が確かなら、ワンハーフだったんですよね……。なんでワンハーフなんですかね……フルで! やってくれると! 信じてた! ひどいよ兄さん!!!(cv:釘宮理恵)
(違ったらごめんなさい)
M24.ナントカナルサ
わあい!ナントカナルサだああ!
この歌の歌い出しの村上くんが好きなんですよ。わかってもらえると思うけど!
M25.前向きスクリーム!
本気で踊る安田くんが見たかったなああああ
もうメインステージに全員戻っていたので、肉眼で確認するのは難しかったです。Jrの子達が本気で踊ってたのが印象的。
M26.今
ここでかあああああ
改めて、いい歌だなぁ。星野げ……ゲフンゲフン、ニセ明さんはいい歌を書かれますね。

アンコール
M27.純情恋花火
M28.パノラマ
エイトコールの声の揃わなさに驚いているとアンコールに。1曲目は純情恋花火。
この歌大好きなんですよねぇ……。
浴衣で出てきた時、十祭を思い出しましたね。十祭が一番好きなライブ映像なんで、花火上がるのかなーって思ってたら本当に上がって、おん、ってなりました(?)
いや、二番煎じやーん、みたいな感じ。いや、確かにテンション上がったけど((
安田くんが浴衣にメガネにベレー帽で、なんか、書生さんかよみたいなハイカラな格好してましたね。
パノラマはね、ヤスヒナのらいどーーーん!!!(ride on)が好き。
M29.ズッコケ男道
横山くん「わん、つー、わんつー」
eighter「うー!!!」

ソイヤソイヤソイヤソイヤのコールが生で出来て嬉しかったです(小並感)
M30.青春のすべて
青春の終わりを静かに告げる歌がコンサートの〆。とても綺麗でした。


初めての現場ってすごく緊張するんですが、割と緊張せずに挑めたような気がします。
常々、関ジャニ∞は実は二次元で、三次元には存在していないという説を友人達に提唱しているので、ほんまにおらへんのやから、って落ち着いてたのかもしれません。意味わからん。

昔eighterだった古い友人に久しぶりに会った時、今はファンじゃないのかと聞いたら
「なんか、手の届かないところに行っちゃった感じがするんだよね」
と言われました。
私は、アイドルは手の届かないところにいてほしいと思うタイプなので、またわけわかんないこと言ってるなーと思いましたし今も思ってます。
その子は今、私がほぼメインで活動していたジャンルにいます。昔勧めても全く興味持ってくれなかったくせに、と思わなくもない。笑

手が届かないことがわかりきってるから、緊張しなかったっていうのもあるような気がしなくもないです。

ま、いろんなことひっくるめて、とっても楽しい現場でした!!!
Twitterでも言ったんですが、次はフォロワーさんと行ってみたいな! 感動を共有したいんや!!!