Yotabanashi

Otaku is beautifulだからhappy

盲目オタクにはなりたくない話

あくまで自分のスタンスで、自分はこうありたいというだけの話です。それを他人に強要したい訳ではありません。

ジャニーズも声優も俳優も、とても楽しくオタクをしています。
ただ、時々無性に辛くなる時があります。
それは、自分の理解の範疇外のことをされた時です。

そもそも私のメンタルが異様に弱いってだけかもしれない、私が過敏になりすぎているのかもしれない。
そう思うことも多々ありました。

だって
ほかの人はそんなこと、気にしていないんだもん。

でもそう思っても、自分の中のモヤモヤは晴れるどころか、どんどん曇っていきます。

みんなみたいに考えられない私は、ファン失格なのかな。




いや、そもそも、何でもかんでも許容し、崇めるのが"本当のファン"なのか。
度々学級会になる"本当のファン"論争。
正直私はこんなもの、クソくらえと思っているタイプです。
だって、オタクの仕方は人それぞれなんだから。
確かに、「〇〇くんカッコイイ〜マジ沼〜」と言いつつ金は一切落とさない、みたいな茶の間には中指立てたくなりますが、それもまた、応援の仕方なのかなとも思います。だって、〇〇くんは、お金を落とすまでの価値がその人にとってないってことですもん。
じゃあ逆に、文句を言わずお金を落とし続ける人は"本当のファン"なのでしょうか?
それもNoです。
だって、好き嫌いに関わらずお金を落とすんでしょ?
もし、あまり好きではないタイプの歌を、特典もさほど変わらないのに3形態くらいで好きなアーティストがリリースしたとします。
あまり好きではない歌に買う価値を見いだせない特典。でも好きだからといって3形態すべてを購入する。
するとどうでしょう。売れたと勘違いした運営や本人は、そのしょっぺえ特典でガンガンCDを売り出してきます……。

Ifの話なのでここから先このファンがどうするかはわかりませんが、私だったら買わなくなってそのコンテンツから離れますね。
つまり、過度な課金はコンテンツの衰退を招くのです。(トンデモ論なことは重々承知)

お金に限った話ではありません。
なにか間違いを犯してしまったとき、いいんだよと甘やかすだけがファンなのでしょうか。
人として酷いことをしたとき、よくやったと声を上げるのがファンなのでしょうか。
どうやったって知りようのない本人の意思をこうだと決めつけて、ほかの界隈の人を傷つけるのがファンなのでしょうか。

6月16日放送のミュージックステーションで、NEWSの手越くんがNEVERLANDツアーのオーラスで泣いている場面が取り上げられました。
その時、ワイプで笑っている関ジャニ∞さんを見て、私は酷く動揺し、そして悲しくなりました。それがきっと、私の理解の範疇外の出来事だったというわけです。(ここでやっと本題)
手越くんが泣いている理由は、どう考えたって手越くんが悪いし、自業自得だから擁護出来ませんが、泣いている人を見て笑う、というのが、なんだかとても悲しかったんです。

馬鹿にしていた訳ではないのかもしれない。
優しさからなのかもしれない。
テレビ用かもしれない。

そんなこと……確認しようがないじゃないですか。

笑ってることでどう思われるとか、傷つく人がいるとか、考えなかったのかなって思うんです。
それで「よくやった」って言えるのが本当のファンなら、私は本当のファンになんかなれなくてもいい。
擁護してくれるだけのファンがほしいなら、自分たちのことを知らない人に自分たちの音楽を知ってもらう、なんて、そんなことしなくてよかったんじゃないですか? なんて意地悪なことも考えちゃうんです。
それくらい、今回のことは自分を酷く動揺させました。
でも調べてみると、この行為への賞賛の声が多く、そのことも更に悲しくなりました。
所謂eighterさんは、この盲目オタクなタイプの人が多いから、正直今でも怖いんです。笑
でも、そんな人たちばっかりじゃないし、そういう人たちに怯えて自分らしくオタ活出来ないのはそれはそれで違うなと思うから。

まぁ、だから、アレです。
いいものはいい、悪いものは悪いって言えるのがいいんだなって。
きっと私はこれからも、いいものには最高の賛辞を送り、悪いものには文句を言うと思います。
それがコンテンツの繁栄に繋がると信じて。

それを見て、コイツとはそりが合わないと思ったなら静かにさよならをしてくださって結構です。
そんなこと言いつつ、今日は夢にすばるさんが出てきてちょっと興奮してるクソオタクです。笑
(つまりプラスの面でもマイナスの面でもちょろいだけ)
それに、今私と繋がってくれてるeighterさんは本当にいい人たちだから、さよならされると悲しくてまたメンタル病みそう。笑
面倒臭い性格でごめんなさい。




私が大好きだった(2次とK-POPの掛け持ちクソオタクだった)俳優さんが、こんなことを言っていました。

「古参があるから今がある、新規があるから未来がある」

未来を作る 今 今 今

まだ見ぬオタクのためにも、自分のメンタルのためにも、私は盲目オタクにはなりたくない。